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ガラガラポン日記

複雑になってしまった問題を、一度ゼロにして、考え直してみる。

「引き算のすすめ」(『自由訳 老子』より)

『自由訳 老子』(新井満 朝日新聞社  2007年刊)を、図書館から借りてきた。

老子」というと、漢字が多く難解な文章ををイメージしてしまうが、この本は全く違う。自由な「詩」を読んでいるようだ。

 

その中の一つを引用してみた。

第6章  引き算のすすめ

 

世の中の行いには

足し算と

引き算がある

足し算は、たやすいが

引き算は、案外むずかしい

新しいことを一つ始めるよりも

余分なことを一つ減らしなさい

有益なことを一つ始めるよりも

無益なことを一つ減らしなさい

意外に思われるかもしれないが

そうする方が、きっとうまくゆく

(p44)

 

 何とも意外な言葉が登場したものだ。

「引き算」ねえ(^_^)

 

60歳を過ぎると、何となくわかってくるような気がする。

体力は衰え、今まで出来たことも少しずつ出来なくなってくる。

人にとって最大の引き算は、「死ぬこと」かもしれない。

 

まあ、そこまで行かなくても、人々の生きる姿勢として、この「引き算のすすめ」はなかなかおもしろそうです。

 

 

 

老子―自由訳

老子―自由訳

 

 

 文庫もあったのか。

自由訳 老子 (朝日文庫)

自由訳 老子 (朝日文庫)