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ガラガラポン日記

複雑になってしまった問題を、一度ゼロにして、考え直してみる。

テレビの影響

身の周りの出来事

「家族」をイメージするとき、私は、テレビのホームドラマに出てくるような、夫婦と子供達が一軒家に住むという、ほのぼのとした家庭を想像してしまう。各種統計上の説明でも、標準世帯として、夫婦と子供二人の四人世帯がモデルとして表示されるのとどこかに似ている。

 

 しかし、実際はどうなのかと思う。「家族」とはそういうものなのかなあ?私の家には、60歳台の夫婦二人だけ。近所を見ても、高齢者夫婦が多い。たしかに夫婦と子供が同居している家族もいるが、子供が独立して遠くの町に住んでいる場合もある。最初から子供のいない家族もいる。離婚や再婚した家族もいる。配偶者に先立たれ、一人で生活している人もいる。本当に様々だ。それらをひっくるめて、かき混ぜて「理想化」されて作られた家族が、テレビのホームドラマの標準的な設定ではないかと思う。

 

    その中でも代表的なのが、朝のテレビ番組「NHK連続テレビ小説」に見られる「家族」ではないだろうか。ドラマの名称の歴史は、Wikipediaによると

    戦後、毎朝、ラジオで小説が朗読されており、この枠名が「連続ラジオ小説」であった。この枠が、小説の朗読からラジオドラマに、建て替えられた。さらに、テレビ放送開始に伴って、この枠がテレビドラマに建て替えられた。この経緯から、「連続テレビ小説」という枠名になっている。

 1961年度(昭和36年度)からこのテレビドラマの放送が始まっている。今年で55年目か。凄いなー(^o^)1961年といえば、高度経済成長の真っ只中だなあ。テレビも普及し始めた頃か。

 

       最近思うのだけれど、この「NHK連続テレビ小説」が、一般的な「家族」のイメージ形成に、多少なりとも影響を与えているのではないだろうかと?

    この番組で、例えば「金子文子」をモデル(あるいはモチーフ)にしたドラマを放送できるだろうか?あるいは、LGBT(Lesbien (レズビアン) : 女性が恋愛対象の女性、Gay (ゲイ):男性が恋愛対象の男性、Bisexual (バイセクシャル) :女性も男性も恋愛対象の人、Transgender (トランスジェンダー) :体の性別と心の性別が一致しない状態の人)を題材にしたドラマを放送できるだろうか?できないだろうなあ。

 

    理想の家族に近いものを提供するということが、この番組に期待されているのだろう。しかし、現実は様々である。戦後の高度経済成長の波にのって増えてきたのは、核家族といわれる夫婦と子供との家族だったかもしれないが、最近では高齢者世帯が増え、独身者も増えているように思える。時代の状況は微妙に変化しているのだ。

 

    個人的には、「NHK連続テレビ小説」はその歴史的な役割を終えたと思っている。現代の家族のあり方の多様性を思うとき、いつまでも昭和高度経済成長期の「理想的家族像」をテレビから流されるのはいかがなものかと思う。そろそろ番組を辞めて差し上げろ、と小さな声でつぶやいてみた。

 

 

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 参考までに。

 

gsg48566.hatenablog.com

 

 

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