ガラガラポン日記

複雑になってしまった問題を、一度ゼロにして、考え直してみる。

読書メモ『二酸化炭素温暖化説の崩壊』

二酸化炭素温暖化説の崩壊』の著者は「広瀬隆」さんです。この方は、原発反対だけかと思っていたが、そうではなかった。

 

地球温暖化」というのは、たびたび聞かれる言葉で、なじみが深い。温暖化の元凶は、てっきり「二酸化炭素(CO2)」だと思っていた。しかし、本書の最初の部分を読んだだけで、その考えが、ガラガラと音をたてて崩れていくのを感じる。イヤハヤ。

 

今の人類は、NHKを筆頭とするテレビ番組、テレビコマーシャルが示す通り、CO2を減らせば環境を守れるという幼稚園児レベルの知能しかない。ヒートアイランド原発放射能災害、発電所の温排水、砂漠化、野生生物危機、大気汚染、水質汚染酸性雨熱帯雨林の破壊、遺伝子組み換え食品、環境ホルモン食品添加物、農薬、ダイオキシン汚染、増え続けるゴミ、大地震の恐怖、戦争など、ありとあらゆる環境破壊と毒物生産を放任して、すべて無実のCO2にその罪をなすりつけ、人類が大規模な環境破壊に踏み出し始めた。(p30)

 厳しい口調ではあるが、ある意味当たっていると思う。

 

過去45万年間という長大な気温の変化を示した図が、本書に表示されていた。↓ (p85)



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これを見ると、気温は、温暖な時期と寒冷な時期を繰り返しており、今は、温暖な時期に突入していると思われ、気温の上昇は想定内ということになる。

現在論じているのは100年に1℃にもならない気温上昇だが、過去には、氷河期と温暖期がこのようにたびたび訪れて、その気温差は12℃もあるのだ。ジャワ原人北京原人の子孫も、この激変の時代を生き抜いてきたのだから、地球温暖化の旗を振りかざして「人類が滅亡する」と叫び回る人たちに、「これは自然現象なのだからあきらめなさい。ほかにもっと深刻な問題があるのですよ」と言いたげだ。(p86)

 

また、地球温暖化の原因とされる「CO2」については、

現在のところ、温室効果ガスの寄与率には、科学者によって諸説あるので、断定はできないが、水蒸気の寄与率は、最小の説でも60%であり、最大の説でも95%である。この「水蒸気を除いた場合」には、IPCC第四次報告書からの数字を読み取ると、CO2―――60%、メタン―――20%、フロン類―――14%、N2O(一酸化窒素)―――6%ぐらいと推定されている。つまり、現在の温暖化で議論されてきたのは、なぜか「水蒸気を除いた」この四つだけで、とりわけCO2だけに話が集中していること自体が、おかしいのである。(p122~123)

水蒸気、というのは意外でしたが、考えてみれば地球の表面の大部分は「海」なわけで、そこから発生する大量の水蒸気が影響するというのは、自然なことなのかもしれません。

 

 

二酸化炭素温暖化説の崩壊 (集英社新書)

二酸化炭素温暖化説の崩壊 (集英社新書)

 

 

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために

 

 

 ↓Facebook「花の写真館」より。


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